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洛陽編が終了し、この巻では三国志ファンが待ちに待った曹操と
その一族の武将たち、そして水鏡二奇・荀ケが登場します。
更に虎牢関の戦いでは、桃園三兄弟がようやく大暴れしてくれます。
第五巻までこの作品に中々馴染めなかった人でも、有名人が多数登場する
この巻ならすんなり読めると思います。
それに加えて、この辺りは画風の変革期に当たり、濃い絵柄を見て
敬遠していた人にも勧めやすい巻でもあります。
中文版の表紙は虎牢関編の主役である三兄弟と呂布です。
せっかくのカラー三兄弟なのにセピアカラーなので、彼らのはっきりとした
配色が分からないのが残念です。
邦訳版の表紙には、なぜか中文版第27巻のイラストが使われています。
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