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曹操が献帝を擁立するまでの話が描かれた第19巻。
前章がやたら長かっただけに、この章もどうなることかと不安でしたが
杞憂に過ぎませんでした。やはり大規模な会戦でもない限り、
一章につき一巻で収まる程度が分量的に読みやすいですね。
そしてこの巻で初登場の徐晃がカッコ良いのなんのと。
余りにも扱いが良すぎて、出オチで終わりやしないか心配になるほどです。
他にも劉協は覚醒するし、曹操は器がデカイし、夏侯惇と曹洪が良い味出してるし、
この章は私が最も好きな章と言っても過言ではありません。
中文版の表紙は、仏様のような姿の二奇・荀ケです。
後漢末の士大夫層に仏教が浸透していたかは別として、この作品の荀ケを
上手く表現しているイラストだと思います。
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