|
この巻ではとうとう呂布陣営が崩壊します。
彼らが次々と捕縛、もしくは討ち死にしていくので、呂布陣営が好きな読者には
かなりこたえる内容となっています。
しかしそれだけに巻の中盤以降は一話一話がクライマックス、前巻が全編通して
一つの大きな山とすれば、今回は大きな山がいくつも連なっている印象があり、
読みごたえという点では前巻に勝るとも劣りません。
ちなみに、第29巻と同じく今回も9回分収録されています。
中文版の表紙は劉関張の三兄弟です。
確かに彼らの(というか劉備の)見せ場はありますが、ここは呂布陣営の主だった面子
勢ぞろいにして欲しかったですね。
前巻が高順と張遼、前々巻が呂布だったからそれは無理か…。
嗚呼、陳宮…。
|