司馬懿  司馬懿  字 仲達
司馬懿、この未来の王者は河内司馬家の次男である。
父・司馬防の厳格な教育により、子弟たちは皆優秀に育ち、彼と他の七人の兄弟とを
合わせて「八達」と呼ばれた。
長男の司馬朗が治書御吏に任官されたので、次男の司馬懿が父の跡を継ぎ、
司馬家の新当主、そして秘密部隊「残兵」の指揮官となった。
司馬懿は自由を愛するが、已む無く「許臨殺し」と「洛陽の役」に関わったために、
政争の渦中に捲き込まれた。
このときから、図らずも王者への道を歩みだすことになる。

司馬家に手を伸ばした曹操に対し反旗を翻すが、先手を打たれ一族皆殺しにされる。
そして残兵までもが壊滅、これを機に燎原火とは別の道を歩むことになる。

 司馬朗  字 伯達
司馬防の長男にして司馬懿の兄。
彼が治書御吏に任官され洛陽に出仕しているときに、関東軍が兵を起こした。
時を同じくして、司馬家が董卓からの財産の供出命令を断ったため、彼は関東軍の
縁者と同様に董卓軍によって囚われの身となった。
残兵によって救出された後は、司馬懿の良き相談相手として彼を支えている。

王剛  王剛
清風幇の副幇主、残兵の司馬朗救出の手助けをした。
その後、小孟や部下と共に長安へ向かうが、道中で袁紹軍の紫王の襲撃を受ける。
そして命と引き換えに小孟の居場所を燎原火に伝えた。
息子に後の魏の虎威将軍・王双を持つ。

 馬俑
燎原火の経営する饅頭屋の店員にして暗殺請負人。妓館の店長でもある。
龐統の曹操暗殺依頼を受け、燎原火に従い実行するが失敗。
その後も燎原火に従うが、呂布が荊州出発を目前に控えた劉備を急襲した際に、
曹性の矢から燎原火をかばって死亡。

 老賈
賈逵の父で司馬家に仕える。
小孟の消息を司馬懿に伝えるが、時すでに遅かった。

 賈逵  字 梁道
河東郡襄陵県の人。
青州兵を扇動し小孟を殺すよう仕向けた。
陳登の助けで司馬懿の手の者として入宮を果たす。




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