火鳳燎原』故事考察

 当コンテンツの概要

 ここでは『火鳳』の設定やシナリオについての考察や、キャラの造型や
シナリオについての原典(正史・演義)との比較などをしていきたいと思います。
当然、深いところまで突っ込んだ話題が多くなるので、他のコンテンツ以上に
既読者を対象にした内容になりそうです。

 間違いなど気づかれましたら、ダメ出し及び叩きは大歓迎ですので、
何とぞよろしゅうに。



考察その三 武将たちの戦績

  火鳳には原典どおり、数多くの猛将たちが登場します。
 原典の愛読者であれば当然、誰がどれくらい強く描かれているのか気になるはず。
 ここでは超人レベルの猛者たちに的をしぼり、彼らの戦績をまとめていきたいと思います。
 強さ議論をする際に、このページを役立てていただけたらこれ幸い。

 各人物ごとに以下の点を調べていきます。

1.得物
2.対雑兵戦における描写(どういった状況で、1人でどれだけの敵を倒したか)
3.一騎打ちの戦績(対戦相手、勝敗、備考)
4.その他、備考

 *一騎打ちの集計は私の主観が入っているので、あくまで目安としてください。

  ここでは、両者が正対しての戦闘を一騎打ちと定義します。
 (ただし弓や武器の投擲など、飛び道具で相手を殺傷した場合はその限りではありません)
 しかし中には相手を一方的に殺害したものも含まれており、その辺りの線引きが
 曖昧になっています。
 その例は、呂布→袁遺や夏侯惇→張済などです。

  勝敗について。戦闘不能・退却・死亡、これらの場合を敗北とします。
 決着がつかない場合、自分もまだ戦えるのに勝ちを譲った場合、
 そして両者共に戦闘の続行が不可能になった場合を引き分け。
 これら以外の場合を勝利とします。(これに当てはまらない例外もあります)

趙雲(燎原火)/ 呂布/ 張遼/ 高順/ 関羽/ 張飛/ 夏侯惇/ 夏侯淵/ 曹純/ 典韋/
許褚/ 徐晃/ 孫策/ 太史慈/ 華雄/ 顔良/ 文醜/ 張郃/ 紀霊/ 黄忠/
甘寧/ 馬超/


燎原火 趙雲(燎原火)の戦績

1.得物
  戦場では槍、残兵の任務などそれ以外の場では剣をよく遣う。
 サブウェポンとして鏢(ひょう。クナイのような暗器)も遣う。

2.対雑兵戦における描写
 ・許臨とその護衛15人を倒した。(第1巻)
 ・洛陽の北門で兵部の者たち(15人?)を一瞬で全滅させた。(第2巻)
 ・数十人はいる許定の追手たちを相手にした。(第25巻)
 ・袁譚率いる数万の大軍を張遼と共に潰走させた。(第34巻)
 ・劉備を逃がし張飛を救うため、虎豹騎の大軍と戦う。(第37巻)

3.一騎打ちの戦績
  16戦中、7勝3敗6引き分け
 ・VS 呂布  (第5巻 体を毒に侵された呂布と互角の戦いをした)
 ・VS 紫王  (第7巻 一騎打ちそのものの描写は無い)
 ・VS 顔良・文醜 × (第7巻 相手が文醜1人のときは、余裕を持って戦っていた)
 ・VS 董卓軍の暗殺者x2  (第9巻 )
 ・VS 田盛  (第11巻 一撃で首を刎ねた)
 ・VS 許褚 × (第11巻 捨て身の攻撃を仕掛けるが、倒すには至らず敗北)
 ・VS 典韋  (第12巻 互角に何合も打ち合うが、取り逃がす)
 ・VS 呂布  (第14巻 曹操を逃がすために張雷、郭昂と共に戦った)
 ・VS 甘寧  (第17巻 大軍と戦い疲弊していたところに現れた甘寧に突き飛ばされる)
 ・VS 張遼  (第22巻 痛み分け。戦後、燎原火は右手に吊り包帯をしていた)
 ・VS 典韋 × (第23巻 互いに重傷を負いつつも、燎原火が一歩及ばず)
 ・VS 曹性  (第27巻 奇襲されるが、辛くも逃げ切った)
 ・VS 何志  (第34巻 袁譚の部将)
 ・VS 張義  (第34巻 袁譚配下の将校)
 ・VS 淳于瓊、蹇丘、橋嵩、韓彊  (第34巻 同上。歯牙にもかけない)
 ・VS 張郃  (第34巻 張遼と共に戦った?疲労もあって決着はつかず)

4.その他、備考
  彼は痛みを感じない体質のため、相手の攻撃を恐れず懐に飛び込むことができる。
 その相手を確実に殺すための捨て身の戦い方は、暗殺者特有のもの。


呂布 呂布の戦績

1.得物
  基本は方天画戟。
 だが素手で戦う事も多い。

2.対雑兵戦における描写
 ・関東軍の洛陽進攻の際に、一人で六十人の将を討ち取った。(第1巻)
 ・四方五里の敵陣の中心に一人で侵入した。(第2巻)
 ・関東軍の陣に攻め入り、敵兵を蹴散らしながら諸侯の目前まで迫った。(第6巻)
 ・単身、次々と襲い来る敵兵を打ち払った。(第9巻)
 ・一斉に攻めよせる兵を、敵将もろとも打ち倒した。(第14巻)
 ・曹操を逃がすため壁として立ち塞がる数多の敵兵を皆殺しにした。(第14巻)
 ・単騎で敵陣に突入、蹴散らし敵の士気を瓦解させた。(第26巻)
 ・娘を背負いつつ、次々と群がる敵を倒しながらひた駆けた。(第29巻)
 ・曹操本陣に現れ、戟と槍を手に大暴れ。(第30巻)

3.一騎打ちの戦績
  20戦中、12勝8引き分け
 ・VS 張雷・郭昴  (第4巻 二人の武器を破壊し、張雷を戦闘不能にした)
 ・VS 黄俊  (第5巻 一撃で胴を両断した)
 ・VS 文醜・鄭傑・馬鴻  (第5巻 鄭傑と馬鴻を打ち倒したところで戦闘が中断)
 ・VS 燎原火  (第5巻 試合に負けて勝負に勝ったといったところ)
 ・VS 袁遺  (第6巻 一撃で突き殺した)
 ・VS 張飛  (第6巻 互角に何合も打ち合った)
 ・VS 劉備・関羽・張飛  (第6巻 関羽と張飛の力を見抜いて勝ちを譲る)
 ・VS 曲健  (第12巻 超長距離から弓で射殺す)
 ・VS 許褚  (第14巻 怪我の癒えていない許褚を投げ飛ばす)
 ・VS 典韋  (第14巻 典韋の攻撃を避けつつ、顔面を地面に叩きつける)
 ・VS 曹洪・于禁・韓浩  (第14巻 素手にもかかわらず相手をまったく寄せ付けない)
 ・VS 典韋・許褚  (第14巻 同上)
 ・VS 燎原火・張雷・郭昴  (第14巻 残兵の三位一体の攻撃で胸に傷を負う)
 ・VS 典韋  (第15巻 油断しすぎたために、あわや死ぬところだった)
 ・VS 張飛  (第22巻 怪我を負わされてはいるが、八百長の可能性も)
 ・VS 紀霊  (第26巻 一瞬で決着がついた)
 ・VS 張飛  (第27巻 打ち合いでは互角だったが、馬術の差で致命打を与える)
 ・VS 関羽  (第27巻 互いに徒手空拳で戦うが、張遼の乱入で勝敗はうやむやに)
 ・VS 夏侯惇ら五将  (第29・30巻 素手でもやや優勢、得物を手にした時点で決着)
 ・VS 張飛  (第30巻 疲労もあって重傷を負うも、高順の乱入により決着はつかず)

4.その他、備考
  その圧倒的な武勇から"無敵戦神"、"人中の呂布"などと称される。
 作中での呂布は戦場でも単独で戦うことが多く、部隊を率いての戦闘はほとんど描かれていない。


張遼 張遼の戦績

1.得物
  主に剣と三尖刀を遣う。
 これらを別々に遣う事もあるが、二刀流で遣う事も。
 他には板斧や短剣なども遣う。

2.対雑兵戦における描写
 ・剣を片手に宮中に乗り込み、70人以上の兵を斬った。(第9巻 参考画像
 ・自軍を逃がすため、しんがりとして楽進軍の兵を何十人も斬った。(第13巻)
 ・仲間を逃がすため、追手の軍勢を一人で遮った。(第31巻)
 ・袁譚率いる数万の大軍を趙雲と共に潰走させた。(第34巻)

3.一騎打ちの戦績
  12戦中、5勝3敗4引き分け
 ・VS 龐徳  (第10巻 特に描写は無いが決着はつかなかった模様)
 ・VS 関羽 × (第12巻 パンチを喰らって吹っ飛ぶ)
 ・VS 陸豊  (第13巻 投げた板斧が頭に直撃)
 ・VS 楽進  (第13巻 騎馬ですれ違いざま短剣を首筋に突き立てる)
 ・VS 燎原火  (第22巻 痛み分け。戦後、張遼は右手に添え木をしていた)
 ・VS 関羽・張飛 × (第31巻 戦闘の描写は無いが、力及ばず捕縛された)
 ・VS 張郃  (第34巻 趙雲と共に戦った?疲労もあって決着はつかず)
 ・VS 孫策 × (第38巻 馬も長兵器も無い状態で孫策と打ち合うが敗れる)
 ・VS 邯鄲正・段昭  (第39巻 両者を一太刀で切り捨てる)
 ・VS 笮陵、龐紀  (第40巻 歯牙にもかけず)
 ・VS 文醜  (第40巻 数合打ち合った後、逃走した文醜に三尖刀を投擲し突き殺す)
 ・VS 張郃  (第40巻 乱戦中に足止めされる)

4.その他、備考
  張遼は主君の命により暗殺もしている。以下、その犠牲者たち。
 董璜、華雄、李儒、董越、黄達、董承←New! (未遂 関羽、夏侯淵)


高順 高順の戦績

1.得物
 大刀。

2.対雑兵戦における描写
 ・曹操本陣にて大勢の兵を蹴散らした。(第30巻)
 ・半身不随にもかかわらず、捕らわれた呂布を救うべく奮戦。(第31巻)

3.一騎打ちの戦績
  5戦中、1勝1敗3引き分け
 ・VS 夏侯淵・楽進  (第15巻 戦闘の描写は無い)
 ・VS 夏侯惇の部将x2  (第28巻 すれ違いざまに一合で決着)
 ・VS 夏侯惇  (第28巻 互角に打ち合うが、曹性の部隊の出現により中断)
 ・VS 于禁  (第30巻 突き飛ばすも、于禁の投げた剣を背中に喰らう)
 ・VS 曹純 × (第31巻 孤軍奮闘していたところに突如現れた曹純の一撃で落馬)

4.その他、備考
  "陥陣営"は高順本人の渾名であると共に、彼が率いる部隊の渾名でもある。
 彼が率いる赤兎部隊はその名に恥じぬ武勇を誇っていた。


関羽 関羽の戦績

1.得物
 大刀。(青龍偃月刀ではない)

2.対雑兵戦における描写
 ・単身しんがりを務める張遼を救った際に、雑兵をものともしなかった。(第13巻)

3.一騎打ちの戦績
  10戦中、8勝2引き分け
 ・VS 華雄  (第6巻 腕を斬り飛ばした)
 ・VS 呂布  (第6巻 劉備、張飛と共に戦った)
 ・VS 顔良・文醜  (第7巻 張飛と共に戦った)
 ・VS 夏侯淵  (第12巻 張遼に乱入され勝敗自体は曖昧だが、気迫で圧倒していた)
 ・VS 張遼  (第12巻 板斧で打ちかかった張遼にクロスカウンター)
 ・VS 紀霊  (第22巻 何合も打ち合うが、決着がつく前に馬と武器が駄目になった)
 ・VS 荀正  (第22巻 華雄のときと同じく、跳躍し一刀の元に切り捨てる)
 ・VS 呂布  (第27巻 互いに徒手空拳で戦うが、張遼の乱入で勝敗はうやむやに)
 ・VS 張遼  (第31巻 張飛と共に戦い捕虜にした)
 ・VS 顔良  (第39巻 軍を指揮する余裕を見せながら数合打ち合った後、胴を薙ぐ。)

4.その他、備考
  第22巻では一騎打ちの度に、大刀が使い物にならないほどボロボロになっていた。
 今の関羽は自身の力に耐えうる武器を持っていないため、全力を発揮できないと思われる。
 第27巻の呂布との一騎打ちの際にも(恐らく)金属製の柄をへし折って壊した。

  そして、馬をよく使い捨てにする。が、遂に赤兎馬をゲット。


張飛 張飛の戦績

1.得物
 蛇矛。

2.対雑兵戦における描写
 ・蛇矛の一振りで、かなりの数(少なくとも10個以上?)の首を飛ばした。(第12巻)
 ・城門に押し寄せる敵兵の一群に単騎で突撃し、遮る者は皆突き飛ばした。(第27巻)
 ・虎豹騎の大軍と戦い、劉備を逃がすために囮となって彼らを引き付けた。(第37巻)

3.一騎打ちの戦績
  10戦中、6勝4引き分け
 ・VS 呂布  (第6巻 互角に何合も打ち合った。その衝撃で櫓(?)と兵が吹き飛んだ)
 ・VS 呂布  (第6巻 劉備、関羽と共に戦った)
 ・VS 顔良・文醜  (第7巻 関羽と共に戦った)
 ・VS 許褚  (第12巻 燎原火との戦いで消耗していた許褚を軽くあしらった)
 ・VS 呂布  (第22巻 呂布と戦っても怪我一つなかった。八百長の可能性も)
 ・VS 呂布  (第27巻 打ち合いでは互角だったが、馬術の差で致命打を喰らう)
 ・VS 呂布  (第30巻 高順の乱入で決着はつかなかったが、重傷を負わせた)
 ・VS 張遼  (第31巻 関羽と共に戦い捕虜にするも、軽症を負い息を切らしていた)
 ・VS 紀霊  (第35巻 軍の大将同士で一騎打ち。数合で討ち取る)
 ・VS 曹純  (第37巻 虎豹騎の大軍と共に襲い来る曹純と互角に戦う)

4.その他、備考
 特に無し。


夏侯惇 夏侯惇の戦績

1.得物
 大刀や槍。特に槍はよく放り投げる。

2.対雑兵戦における描写
 ・敵中に孤立するも、素手で敵兵をなぎ倒した。(第28巻)

3.一騎打ちの戦績
  10戦中、6勝3敗1引き分け
 ・VS 陶謙軍の副将  (第11巻 千里眼を生かし、遠距離から槍を投擲)
 ・VS 張済  (第19巻 仁王立ちしていたところを斬った)
 ・VS 胡車児  (第24巻 出会い頭に一刀両断)
 ・VS 高順  (第28巻 数合打ち合うが、曹性の部隊が現れたため中断)
 ・VS 曹性・小孟 × (第28巻 曹性の後ろから飛び出した小孟に射られる)
 ・VS 曹性  (第28巻 互いの攻撃が交差するも、夏侯惇の投げた槍が直撃)
 ・VS 呂布 × (第30巻 夏侯淵ら四将と共に攻め、右足を負傷させるが殴り飛ばされる)
 ・VS 小孟 × (第30巻 遠距離から強弓で狙撃される)
 ・VS 小孟  (第31巻 曹操を狙撃するべく姿を現した小孟に槍を投擲)
 ・VS 太史慈  (第38巻 何合も打ち合った末に、軍が劣勢のため撤退)
 ・VS 袁紹軍の塞主  (第40巻 すれ違いざまに突き殺す)

4.その他、備考
 夏侯惇の左目は千里眼(恐ろしく視力が良い)だったが、矢を受けたため失われてしまった。


夏侯淵 夏侯淵の戦績

1.得物
 大刀。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  4戦中、1敗3引き分け
 ・VS 関羽  (第12巻 脇腹を負傷しつつも刺し違える覚悟だったが、張遼が乱入)
 ・VS 臧覇とその部将ら  (第15巻 互角に打ち合う)
 ・VS 高順  (第15巻 楽進と共に戦った。戦闘の描写は無い)
 ・VS 呂布 × (第29・30巻 夏侯惇らと共に攻めるが、攻撃がまるで通じなかった)

4.その他、備考
 夏侯惇と共に曹操軍の主柱として名を馳せる。


曹純 曹純の戦績

1.得物
 槍。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  4戦中、2勝1敗1引き分け
 ・VS 臧覇  (第31巻 一撃で叩き伏せる)
 ・VS 高順  (第31巻 高順が侯成に投げた刀を受けつつ、勢いを乗せた一撃で落馬させる)
 ・VS 張飛  (第37巻 虎豹騎の大軍と共に戦った)
 ・VS 孫策 × (第38巻 すれ違いざまに馬の首を斬られ落馬)

4.その他、備考
  曹操軍でも随一の精鋭部隊"虎豹騎"の隊長。
 百人足らずの騎兵で敵に当たるその命知らずな様は、高順の"陥陣営"に酷似している。


典韋 典韋の戦績

1.得物
 二振りの手戟を遣う。

2.対雑兵戦における描写
 ・陶謙の前に立ち塞がる大勢の兵をなぎ払った。(第12巻)
 ・槍を放り投げまくって呂布もろとも多数の兵を殺傷。(第15巻)
 ・瀕死の状態、なおかつ素手で77人以上の兵を打ち倒した。(第23巻 参考画像

3.一騎打ちの戦績
  7戦中、2勝3敗2引き分け
 ・VS 燎原火  (第12巻 互角に打ち合いつつも陶謙を暗殺し、さらに逃げ切った)
 ・VS 呂布軍の暗殺者たち  (第14巻 曹操の暗殺を防いだ)
 ・VS 呂布 × (第14巻 攻撃を避けられ打ち倒された)
 ・VS 呂布 × (第14巻 その他大勢たちと攻めるかかるが、やはり打ち倒された)
 ・VS 呂布  (第15巻 呂布を追い詰めるが、自身も満身創痍だったため討ち取れず)
 ・VS 燎原火  (第23巻 互いに重傷を負いつつも、紙一重の差で勝利した)
 ・VS 燎原火・張繍 × (第23巻 燎原火に斬られた後、張繍に止めを刺された)

4.その他、備考
 ・元"敗将"の暗殺者で、曹操に仕えた後も彼を護衛する傍ら暗殺を手がける。
 ・槍で突かれた程度では死なないほど打たれ強い。


許褚 許褚の戦績

1.得物
 大斧。

2.対雑兵戦における描写
 ・曹操を守りつつ数十人の兵を倒した。(第23巻)

3.一騎打ちの戦績
  7戦中、2勝4敗1引き分け
 ・VS 燎原火  (第11巻 鎧で守られていない部分を突かれつつも、打ち倒した)
 ・VS 張飛 × (第12巻 燎原火との戦いで消耗していたこともあり、あっさり打ち倒される)
 ・VS 呂布 × (第14巻 上記の戦いの傷が癒えていないこともあり、あっさり投げ捨てられる)
 ・VS 呂布 × (第14巻 その他大勢たちと攻めかかるが、やはり打ち倒された)
 ・VS 徐晃  (第19巻 互角に打ち合うが、曹操に止められる)
 ・VS 泰山四将  (第29巻 劣勢だったが賈詡の策で暴走し勝利)
 ・VS 呂布 × (第30巻 夏侯惇らと共に善戦するも、得物を手にした呂布に一撃でやられる)
 ・VS 周泰  (第38巻 互角に打ち合うが、軍が劣勢のため撤退)

4.その他、備考
 ・戦馬用の甲冑のような分厚い鎧を着ているため、半端な攻撃は効かない。
 ・父の仇と戦うときや曹操を守るときは、普段以上の力を発揮する。


徐晃 徐晃の戦績

1.得物
 大斧。

2.対雑兵戦における描写
 ・敵の騎馬隊に単騎で突っ込み蹴散らした。(第19巻)

3.一騎打ちの戦績
  6戦中、1勝2敗3引き分け
 ・VS 崔勇  (第19巻 一撃で胴を薙いだ)
 ・VS 許褚  (第19巻 互角に打ち合うが、劉協に止められる)
 ・VS 泰山四将  (第29巻 落馬させられるも、相手が追撃をやめた)
 ・VS 呂布 × (第30巻 夏侯惇らと共に善戦するも、得物を手にした呂布に一撃でやられる)
 ・VS 孫策 × (第38巻 戟で馬の脚をとられ落馬)
 ・VS 顔良  (第39巻 相手を誘引するため偽退却)

4.その他、備考
 ・関羽と張飛、二人分の剣撃を受け止めた。(第28巻)
 ・呂布に「最もてこずらせた相手の一人」と言わしめる。(第30巻)


孫策 孫策の戦績

1.得物
 二振りの手戟、または普通の戟を遣う。

2.対雑兵戦における描写
 ・敵の城内で孤立するも、構わず敵兵を蹴散らす。(第35巻)
 ・曹操を逃がすため立ちふさがった虎豹騎を蹴散らす。(第38巻)

3.一騎打ちの戦績
  10戦中、5勝1敗4引き分け
 ・VS 惠衡  (第21巻 放り投げた戟が直撃)
 ・VS 張英  (第21巻 あっさり突き殺す)
 ・VS 太史慈  (第21巻 決着がつく前に両者の援軍が到着)
 ・VS 甘寧  (第35〜36巻 互角に数十合打ち合う)
 ・VS 黄忠  (第36巻 黄忠に戟を投擲するも、彼をかばった甘寧に当たる)
 ・VS 曹純  (第38巻 すれ違いざまに馬の首を斬り落馬させる)
 ・VS 張遼  (第38巻 相手が不利な状況ではあったが斬り伏せる)
 ・VS 徐晃  (第38巻 地面に戟を突き立て、馬の脚をとり落馬させた)
 ・VS 関羽  (第38巻 すれ違いざまに打ち合うが、肩を斬りつけられる)
 ・VS 太平道の刺客 × (第38巻 狩りの最中に毒矢で顔面を射抜かれる)

4.その他、備考
 ・弓の腕もかなりのもの。
 ・周瑜曰く「孫子の智慧を備えた呂布」。


太史慈 太史慈の戦績

1.得物
 穂先の両側に鎌が付いた槍を遣っていたが、孫策に降った後は戟を遣う。
 他には飛刀も遣える模様。
 これは原典で短戟使いだったことが基になっていると思われる。

2.対雑兵戦における描写
 ・敵の城内で孤立するも、構わず敵兵を蹴散らす。(第35巻)

3.一騎打ちの戦績
  4戦中、1勝3引き分け
 ・VS 敗将老大  (第21巻 斬り結んだ際、腹に傷を負わせ、更に崖下に突き落とす)
 ・VS 孫策  (第21巻 決着がつく前に両者の援軍が到着)
 ・VS 黄忠  (第36巻 多少押されている感はあるが、互角に戦う)
 ・VS 夏侯惇  (第38巻 何合も打ち合った末に、相手が軍と共に撤退)

4.その他、備考
 特に無し。


華雄 華雄の戦績

1.得物
 大刀と剣。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  16戦中、13勝2敗1引き分け
 ・VS 黄蓋  (第2巻 黄蓋に怪我を負わせたものの、取り逃がした)
 ・VS 袁泰 × (第2巻 呂布が割って入らなければ斬られていた)
 ・VS 兪渉  (第6巻 描写はされていないが、その後11人の無名武将を立て続けに斬る)
 ・VS 潘鳳  (第6巻 歯牙にもかけない)
 ・VS 関羽 × (第6巻 右腕を斬られ退却)

4.その他、備考
 特に無し。


顔良の戦績

1.得物
 象鼻刀のような長柄の刀。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  6戦中、3勝2敗1引き分け
 ・VS 燎原火  (第7巻 文醜が燎原火にてこずっていたので、2人がかりで倒した)
 ・VS 関羽・張飛 × (第7巻 文醜と二人で戦ったが敗れた)
 ・VS 宋憲  (第39巻 一撃で首を飛ばす)
 ・VS 魏続  (第39巻 数合で斬り落とす)
 ・VS 徐晃  (第39巻 数合打ち合った後、徐晃が偽退却)
 ・VS 関羽 × (第39巻 終始押されつつ、最後に胴を両断され死亡)

4.その他、備考
 腕力は郭昂より強いらしい。(燎原火談)


文醜 文醜の戦績

1.得物
 大斧。

2.対雑兵戦における描写
 ・袁紹に先行し1人で敵軍を全滅させた。(第4巻)

3.一騎打ちの戦績
  5戦中、2勝2敗1引き分け
 ・VS 偽の呂布x10  (第4巻 一人で十人全員の首をとった)
 ・VS 呂布  (第4巻 鄭傑、馬鴻と共に戦い、二人が殺されたところで戦いが中断)
 ・VS 燎原火  (第7巻 途中で顔良が加わり、二人がかりで倒した)
 ・VS 関羽・張飛 × (第7巻 顔良と二人で戦ったが敗れた)
 ・VS 張遼 × (第40巻 数合打ち合った後、逃走するも刀を投擲され死亡)

4.その他、備考
 特に無し。


張郃 張郃の戦績

1.得物
 槍。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  2戦中、2引き分け
 ・VS 趙雲・張遼  (第34巻 大軍と戦い疲弊した両者を相手にした。戦闘描写は無い)
 ・VS 張遼  (第40巻 相手を足止めすべく戦いを挑む)

4.その他、備考
 特に無し。


紀霊 紀霊の戦績

1.得物
 大斧。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  3戦中、2敗1引き分け
 ・VS 関羽  (第22巻 何合も打ち合うが、決着がつく前に馬と武器が駄目になった)
 ・VS 呂布 × (第26巻 一瞬で決着がついた)
 ・VS 張飛 × (第35巻 軍の大将同士で一騎打ち。数合で敗北)

4.その他、備考
 特に無し。


黄忠 黄忠の戦績

1.得物
 象鼻刀と弓。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  5戦中、2勝3引き分け
 ・VS 劉勲の部将  (第20巻 超長距離から弓で射殺す)
 ・VS 太史慈  (第36巻 互角に戦う。多少押している?)
 ・VS 黄蓋ら四将  (第36巻 甘寧と共に戦った。敵軍に包囲されつつも無事逃げきる)
 ・VS 韓当・朱治・周泰  (第36巻 甘寧を追撃する彼らを射撃)
 ・VS 黄蓋  (第36巻 射殺寸前のところを孫策の戟に阻まれる)

4.その他、備考
 弓の名手。
 矢の速度は傑出している。


甘寧 甘寧の戦績

1.得物
 弓弦の張られた象鼻刀。

2.対雑兵戦における描写
 特に無し。

3.一騎打ちの戦績
  5戦中、1勝4引き分け
 ・VS 燎原火  (第17巻 大軍と戦い疲労していた燎原火を突き飛ばした)
 ・VS 凌操  (第17巻 一騎打ちの末に矢を頭に突き刺し殺害)
 ・VS 小孟  (第18巻 互いに矢を撃ち合う)
 ・VS 孫策  (第35巻 数十合互角に打ち合い、更に落馬させる)
 ・VS 黄蓋ら四将  (第36巻 黄忠と共に戦った。敵軍に包囲されつつも無事逃げきる)

4.その他、備考
 小孟に劣らぬ弓の使い手。


馬超 馬超の戦績

1.得物
 両手に一本づつ槍を持って戦う。

2.対雑兵戦における描写
 ・刀皇の軍を全滅させた。(第9巻)
 ・一瞬で5人の兵を突き殺し、右手に2人左手に3人突き刺したまま持ち上げた。(第10巻)

3.一騎打ちの戦績
  1戦中、1勝
 ・VS 王方・李蒙  (第10巻 両手の槍で1人づつ突き倒し、そのまま放り投げた)

4.その他、備考
 自称新戦神。


 登場済みの人物や未登場の人物たちも、特筆すべき場面が描かれたら随時追加していきます。





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